クイーンＣ／牝馬相手なら負けない！リトルアマポーラ

クイーンＣ／牝馬相手なら負けない！リトルアマポーラ

栗東　稍重　Ｂ　67.5-52.2-38.8-12.4　Ｇ前一杯

　デビュー２連勝のあと、牡馬相手となる重賞・京成杯へ果敢に挑んだのがリトルアマポーラ。
　結果は勝ち馬マイネルチャールズに０秒２差の４着だったが、初コース、輸送競馬、牡牝の差、馬込みに揉まれ抜け出すのに手間どった……などなどの要因を考えれば大健闘だったといってもいい過ぎではないだろう。

　再東上、今回は牝馬同士の一戦となるクイーンＣへ向け、２１日に追い切り。僚馬ファイヤレッド（３歳未勝利）を５Ｆから５馬身追走し、直線追われると半馬身差まで追い詰める好内容。終いは１Ｆ１２秒４と、状態の良さをアピールした。

「直線が長い府中だから中山よりいい、という単純なものではないけど…」
と、慎重なコメントは長浜師。しかし
「（輸送競馬となった）前走後も馬体にダメージはほとんどなかったのは良かった。牡馬相手にあそこまで走れましたしね」
と、東上経験による収穫も大きいと見ている。

　ウオッカ、ダイワスカーレットに続く女傑の系譜に名を連ねたい本馬、牝馬が相手ならあっさり一蹴の可能性も十分にある。