阪急杯／高松宮記念連覇へ スズカフェニックス

栗東　坂路　重
50.9-計不-24.9-12.5　一杯

　昨秋は馬インフルエンザの影響で順調な調整ができず、スプリンターズＳ９着、マイルＣＳ３着と結果を残せなかったが、前走阪神Ｃはこの馬本来の伸びで快勝。ようやく好調だったころの状態に戻りつつある。

　栗東坂路で４ハロン５０秒９、ラスト１ハロン１２秒５とハードに追い切られた。橋田師は「前走外傷があったが全く心配なく、その後は順調にきている。昨年のスプリンターズＳの時よりいい状態。間隔が開いただけに強気にはなれないが、次の高松宮記念につながる競馬をしてくれれば」と、あくまでも次走を見据えた発言に終始した。

　距離、コースとも申し分ないが、休養明けに加え、背負う斤量は初の５９キロ。目標はあくまで高松宮記念で今回どこまで仕上げてくるのか、直前の気配に注意したい。