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阪急杯/条件揃った!引退前に一花 アンブロワーズ

週末の予報は晴れ。得意の阪神で切れのある末脚が炸裂すれば、高松宮記念へ進出だ!

栗東 坂路 不良
51.8-37.6-25.0-12.8 一杯

 中央競馬の世界で2月いっぱい、といえば調教師や騎手の引退が思い浮かぶが、“3月いっぱいで引退”というケースもある。サンデーレーシングなどいわゆる社台系のクラブを馬主とする、6歳牝馬たちだ。クラブの規定により競走生活は6歳の3月末まで。4月からは繁殖に上がって、母として新しい生命を紡ぐという、ある意味レースよりも大事な仕事に就くこととなる。

 そんな馬たちのうちの一頭が、阪急杯に出走するアンブロワーズで、これが引退レースの予定。しかし結果次第、つまり賞金を加算することができれば引退規定ぎりぎり3月30日のGI・高松宮記念への進出も陣営は視野に入れている。

前走・京都牝馬Sでは折り合いに専念し、最後方からレースを進めるも直線伸びずに10着という結果だった。
管理する平田師は
「(前走は)3コーナーから外に回ったあたりまでは良かった。でも道悪を気にしてか、案外伸びなかったね」
と、敗因を分析しつつ
「1400mはこの馬にとってベスト。重賞で相手は強くなるけど、良馬場ならやってくれるはず。いい結果で高松宮記念で最後を飾らせてあげたい」
と、大舞台まで見据えて意気込みを語ってくれた。

 中間は坂路で入念に追われ、最終追いでも不良馬場のなか12秒8をマークと調子は維持している。GI・ジュベナイルFの2着含め【2 2 0 1】と阪神は相性抜群の舞台だ。陣営の願い叶ってパンパンの良馬場なら、引退前の一発も十分に考えられるだろう。

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