おしらせ
チューリップ賞/牝馬クラシックの主役へ! トールポピー
栗東 CW 稍重
65.8-51.8-38.3-12.6 馬なり
昨年の阪神JFを制し2歳女王となったトールポピーが、今度は桜の女王を目指しチューリップ賞から始動することになった。世代ナンバーワン牝馬がクラシックでの栄光を勝ち取るべく、再びその力を見せつける。
最終追い切りはCウッドで3頭併せと意欲的なメニュー。ラスト3Fの標識あたりから3頭の馬体が横並びになると、最後は余力十分といった感じで2馬身差先着した。
「牧場で乗り込んできたので、今回は気を抜かないよう注意して追わせました。精神面が成長し、以前のようにソラを使わなくなったのもプラスです。放牧から帰ってきて体はひと回り大きくなりました。まだまだ成長しそうなので、今後のクラシックに弾みをつけてほしいですね」と、角居調教師は愛馬の成長ぶりに目を見張りながらも、期待を込めて語ってくれた。
同厩舎のウオッカに勝るとも劣らない潜在能力を持つトールポピー。その能力は1勝馬ながら華麗な末脚を使い阪神JFを制したことで証明されている。牝馬クラシック戦線の中心馬が、どんな走りを見せてくれるのか注目したい。