おしらせ
チューリップ賞/後方一気に賭ける チェレブリタ
栗東 DW 稍 63.6-50.0-38.2-12.4 馬なり 1勝馬ながら続けてオープンに挑んできたチェレブリタ。毎レース切れ味のある末脚を繰り出すものの5着、3着、6着と勝利を掴むまでには至っていない。桜花賞へのラストチャンスといえる、チューリップ賞に挑む。 前走エルフィンSではメンバー中最速34秒2の末脚を繰り出すも、6着に終わった。敗因ははっきりしている。前半1000mが61秒9の超スローペース、4コーナー最後方から猛追するも勝ったポルトフィーノには1秒1差だった。 「スタートで挟まれたうえに、とんでもないスローペースで、展開が向かなかったのが全てだよ。(3着の)紅梅Sも展開が悪く、惜しいことをした。後ろから行くしかない馬だからね」と、陣営は敗因を展開に求めたが、それは能力の高さには揺るぎない自信を抱いている証拠だ。 5日、最終追い切りはDウッドコースで行った。ナミダガキラリ(3歳未勝利)と併せられると馬なりのままあっさり突き放し、1F12秒4、3馬身差のフィニッシュと好気配を見せた。 鞍上には武豊騎手を確保。「カラダはたくましくなってきたし、ユタカ君とは合いそうな感じがする。具合は間違いなくいいので、出れるといいね」と陣営は抽選突破を願う。京都戦では届かなかった自慢の末脚だが、今回の舞台は阪神の外回りコース。展開次第という注文はつくが、より直線が長くなるここで他馬をごっそりゴボウ抜きのシーンがあってもおかしくない。