中山記念／大変身！カンパニーが快勝！

　２日、中山競馬場で行われた中山記念（ＧII）は、横山典騎手が騎乗した２番人気のカンパニー（牡７、栗東・音無厩舎）が好位から抜け出し勝利し、４つ目の重賞タイトルを手に入れた。今日はいつもの後方からの追い込み策を封印して、逃げるコンゴウリキシオーを２番手でピッタリマーク。直線に向いて早め先頭に立つと、他馬の追撃を振り切りそのまま１着でゴールした。２着に渋太く脚を伸ばしたエイシンドーバーが入り、１番人気のエアシェイディは後方から追い込んできたが届かず３着に終り、馬連4,310円、馬単6,880円、３連複3,860円、３連単26,150円という配当になった。

　開幕週の馬場を考慮して見事な騎乗をした横山典騎手は今年初の重賞勝利。テン乗りだったがうまく折り合いをつけ新しい競馬を覚えさせた。今までは末脚に頼りすぎて届かず惜敗したことも多かった。しかし、今回のように前につけ自分で競馬ができるなら、ＧIレースになっても昨年以上の活躍を期待してもいいだろう。