おしらせ
オーシャンS/ドラゴンウェルズ 実はスプリンター?
栗東 坂路 稍 51.9-37.8-24.7-12.4 一杯
1200m戦は1戦1勝。だがその1勝が、オーシャンSと同じ舞台で行われたセプテンバーSだ。中山の1200mで記録した時計は1分7秒6。これは昨年のオーシャンSでアイルラヴァゲインが記録した1分8秒2を大きく上回る記録。今回も昨年の覇者が人気になりそうだが、セプテンバーSと同じだけ走れば十分に足りる計算が立つ。
最終追い切りは、藤田騎手を背に坂路へ登場。4F51秒台をマークし、一杯に追われたラスト1Fも12秒台で駆け抜けた。1週前は僚馬に遅れをとり心配していた陣営だったが、この日の動きには笑顔。
「態勢は整いましたね。久々なので当日の落ち着きがカギになりますが、タメが利けば弾けると思います」と、荻野助手は期待を込めて話してくれた。
コンビを組む藤田騎手との相性も抜群。全5勝中3勝を、同騎手騎乗時に挙げている。タイキシャトル、デュランダルなどが君臨していた時代と異なり、今のスプリント界は群雄割拠。ここで勝ち星を挙げることができれば、3週間後のGIタイトルも見えてくるはずだ。