おしらせ
フィリーズレビュー/遅れてきた刺客 エーソングフォー
栗東 坂路 重 54.2-39.3-25.7-12.6 馬なり すでにオープン(紅梅S)を勝っているものの、さらなる賞金加算を狙う本馬が、桜花賞の前哨戦であるここに駒を進めてきた。2走前のフェアリーSでは、先行馬総崩れのなか3番手から競馬をして4着。前走の紅梅Sでは、のちにチューリップ賞を制するエアパスカルらを完封し、素質の高さを大きくアピールした。 ここまでの中間は坂路を中心に入念な乗り込みをこなしており、本格的な追い切りは51秒台を計時した先週の金曜。今日の追い切りは軽く流す程度の内容だった。陣営は「状態は前走に引き続きいい。前向きな馬なのでビシビシやる必要はないけど、金曜日にある程度の時計を出したから大丈夫。今回も期待している」と好感触を得ている様子。馬の動きにも柔らかさがあり、今回も力を発揮できる状態だ。 スタートしてからの出足がある馬だが、掛かるようなところはなくレースセンスは抜群。トールポピー、オディール、エイムアットビップだけではなく、この馬も桜の女王になる資質を十分に兼ね備えている。