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中山牝馬S/桜の女王復活賭けて キストゥへヴン

桜花賞馬キストゥヘヴンに復活の舞台は整った!

美浦 ポリ 良 68.9-53.9-39.0-12.3 G前強め    06年、3連勝で桜花賞馬の座を射止めたキストゥへヴン。そのさらに2年前は藤沢和厩舎のダンスインザムードが勝利。86年のメジロラモーヌ以来、桜花賞では17連敗していた関東馬の失地回復が取り沙汰されていたが、それを後押しするニューヒロインの誕生に思えた。  続くオークスでは2番人気に推されるも6着に惨敗。その後は海外遠征も経験したが、勝ち星から遠ざかること2年。桜花賞以来勝ちきれないでいるが、久々の重賞勝ちが手の届くところまで来ている。  復調気配は前走の京都牝馬Sで見て取れた。終始後方からレースを進めながら、直線鋭く追い上げて3着。上がり3ハロン34秒6は勝ち馬と同タイムだ。 「モタれたけど、乗り役さん(幸騎手)がしっかり追ってくれたね」と前走を振り返える陣営。「先週併せ馬でしっかり追ったんで、今週は単走で十分。いい感じだったね。幸くんと手が合うようなんで、もういっちょ結果を出してほしい」と状態に関しては自信ありの様子だ。  12日の追い切りはポリトラックで単走追い。上がり重点に追われラストは12秒3の時計をマークし、好調をキープしている気配が窺えた。 「昨夏のアメリカ遠征を境に、物に動じなくなった。精神的にグーンと成長してくれたね。前々走は他馬との接触があり参考外でしょう。前走が本来の姿なんだ。ハンデはちょっとキツいけど、今の雰囲気なら結果は出してくれるはず」 と、管理する戸田師は自信満々に語ってくれた。  ヴィクトリアM、安田記念、そして米国遠征と場数を踏んで精神的にも成長した本馬。桜の季節にはやや早いが、“桜の女王”が復活を賭け願うは勝利のみだ!

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