おしらせ
フィリーズレビュー/熱発も関係なし! エイムアットビップ
栗東 DW 重 83.8-53.4-39.7-12.2 直一杯 初勝利までに3戦を要したが、その後はこの世代をリードする存在として、実力をアピールしている本馬。前走の阪神JFでは、それまでの好位の競馬から一変。意表をつく後方待機策から、鋭い末脚を繰り出して3着に食い込んだ。 今回は3ヶ月の休養明けとなるが、順調に調整され仕上がりは上々。1週前に熱発の影響で追い切りが行えなかったものの、今日の追い切りでは併せた僚馬を軽くねじ伏せ、抜群の動きを披露した。これには渋田助手も「デビュー以来最高のデキです。GI3着時は熱発明けで少し動きが重かった。先週も少し熱があったんですが、今日の動きなら全く問題ないですね」と笑顔。実際に追い切りに跨った福永騎手も「走りもだいぶシッカリしてきたし、全体的に力をつけている。ここで結果を出して本番につなげたいですね」と納得した表情で語っていた。 エイムアットビップを和訳すると「VIPを目指せ!」。そんな名前の本馬が、VIPになるべく桜花賞を目指して驀進する。今回はその通過点に過ぎないのかもしれない。