おしらせ
中山牝馬S/ヤマニンメルベイユが中山巧者ぶりを発揮!
16日、中山競馬場で行われた中山牝馬S(GIII)は柴山騎手が騎乗した6番人気のヤマニンメルベイユ(牝6、美浦・栗田厩舎)が持ち前の先行力を活かして重賞初制覇を挙げた。 好スタートを切ったヤマニンメルベイユは、逃げたイクスキューズのすぐ後ろで折り合いに専念する。4角から徐々に進出すると、他の先行勢が次々と馬群に沈んで行く中、力強く抜け出し快勝。昨年挑んだ重賞は全て3着と悔しいレースが続いたが、正攻法の強い競馬で惜敗続きにピリオドを打った。また、栗田厩舎は1999年、シンコウフォレストで函館スプリントSを制して以来、9年ぶりの重賞制覇となった。過去にはヤマニンゼファーなどを管理した名トレーナー。ここ数年は目立った成績を残せなかったが、同じヤマニンの名を持つ馬で復活を懸ける。 2着には後方から猛追した13番人気のマイネカンナ、3着に3番人気のキストゥヘヴンが入線。配当は、馬連17,730円、馬単31,360円、3連複40,640円、3連単266,180円といずれも高配当が飛び出した。1番人気のニシノマナムスメも直線渋太く伸びたが、惜しくも4着に敗れた。