フィリーズレビュー／陣営２枚目の桜切符へ！ラベ

栗東　坂路　稍 54.9-38.9-25.5-12.9　強め 　前走エルフィンＳでは２着に甘んじ、桜花賞出走への賞金上積みとならなかったラベ。２戦２勝と相性のいい阪神コースで、桜花賞への権利獲りへ再度挑む。 　 　積雪による「続行競馬」となり、土曜レースの予定が月曜となった前走。２度の輸送の影響で馬体重はマイナス１０キロだったが、それでも末脚を発揮し２着に食い込んできた。 「エルフィンＳでは良馬場発表だったけど、雪で緩い馬場だったからね。下を気にしてか、突き抜けるまではいかなかった」 と、橋口師は惜敗に終わった前走を振り返る。続けて 「カイ食いも落ちてないし、馬体は順調に回復しているよ。たぶん４２０キロぐらいで出せるんじゃないかな。状態は上向いているし、良馬場で走らせてなんとか桜花賞へ出してやりたいね」 と祈るような口調で締めくくった。 　僚馬オディールは一足先に桜切符を手中に収めている。最終追いではローズプレステージ（４歳1600万下）と坂路で併せられ、１馬身半先着でラストは１２秒９と状態の良さは間違いのないところ。良馬場＆もまれない外枠、という希望どおりの条件で走れれば得意の阪神コースで突き抜けるシーンまであるか。陣営の願い、桜舞台への２頭出しは叶うや否や。