おしらせ
阪神大賞典/状態ピーク!アドマイヤフジ
栗東 坂路 重 51.4-37.1-24.8-12.8 強め 年明けの中山金杯を優勝、続く京都記念でも2着キープと勢いに乗っているアドマイヤフジ。骨折明けから「やっとノビノビ走れるようになったね」と管理する橋口師が目を細めるように、いまが最充実期を迎えているといえるだろう。 阪神大賞典に向けての追い切りは、坂路で行われた。午前11時過ぎスタートと、ほぼ最終組に近いケイ古で時計の出にくい馬場のなか、強めに追われて51秒4?12秒8の好時計を叩きだした。 「以前は一戦ごとに状態が落ちていたけど、いまは使えば使うほど良くなる感じがする。人(川田騎手)も馬もここで慣らせて、GIに行きたいね」 と、指揮官は春の天皇賞をしっかり見据えて挑む構えを見せた。 ここまで3000m超のレースは菊花賞で6着、昨年のステイヤーズSで13着と実績を残せていない本馬。しかし、母アドマイヤラピスは嵐山S勝ち、ステイヤーズS2着があり血統背景的にはこなせるはず。本格化、ピークのデキで臨むいまなら、あっさり勝ちきる可能性は高い。