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おしらせ

スプリングS/赤い糸で結ばれた丹内&トップ 権利取りへ

外傷明けの影響を感じさせない動きを見せたアイティトップ。

美浦 南W 良 65.3-49.8-37.0-13.2 一杯 ?この馬とはつくづく縁がある?  アイティトップのデビュー戦、実は武豊騎手が手綱を獲る予定だった。だが1週スライドしたことにより、デビュー5年目の丹内騎手に手綱が回ってきたのだ。デビューから3戦はいずれも丹内騎手が騎乗したが、必勝を期して臨んだ京成杯は3着に敗れ賞金加算ができなかった。  やはりシビアなクラシック戦線。重賞の舞台で結果を出せなかった丹内騎手は降ろされ、弥生賞では新パートナー・内田博騎手とコンビを組むことに。だが直前でアイティトップは、鼻に外傷を負い弥生賞を回避。一転鞍上が空白になったスプリングSでは、再び丹内騎手に手綱が戻ってきた。 「最大のチャンスだと思っています。ここを逃したらダメだと思う」 不思議な縁で結ばれた主戦騎手は、並々ならぬ決意でトライアルに臨む。  最終追い切りはウッドコースでの併せ馬。終いは時計を要したが、外傷のアクシデントは感じさせない力強いフットワークを見せ併入した。 「弥生賞を外傷で回避したが、2日休んだだけで心配はないよ。元々ケイ古駆けする馬じゃないので時計は平凡だけど、この馬本来の力強さは見られたからね。素質は一歩もヒケをとらないと思うし、弥生賞でのチャールズの勝ちっぷりを見ると、それほど差はないと思っている。皐月賞出走を確実にするためにも、ここで結果を出してほしいね」と、矢野照師は不安は皆無といった口ぶり。  丹内騎手も「乗せてもらえれば、勝負になる自信はある。勝てば本番も乗せてもらえると思うので…」 初めてのGI騎乗に向け、今回ばかりは主役は譲れない。

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