おしらせ
毎日杯/キングリー 重め残りも地力でどこまで
栗東 坂路 稍 53.1-38.5-25.2-12.9 一杯 軽い裂蹄を起こし、若葉Sを回避したヤマニンキグリー。矛先を毎日杯に変えてきたが、運動を休んだ影響か状態は上がってきていないようだ。 最終追い切りは坂路で格下馬と併せたが、追い出されてからの反応がイマイチ。切れ味を武器とする馬だけに、結局ラストまで併走馬を突き放せなかった内容には不満が残る。見守った河内師も 「少し重めが残っているかな。このひと追いで変わってきてくれればいいけど…」 と、トーンは低め。ただ、 「一度休ませたことで、馬体にも幅が出てきた」 と、厩舎関係者も地力の強化を強調していることから、追い切り後の変わり身がカギになりそうだ。 2歳時の黄菊賞では、後のGI馬トールポピーを一蹴。さらに、休み明けとなった前走・きさらぎ賞でも、スローペースのなか3着まで追い込んできているように、このメンバーなら地力では一歩抜けた存在だ。混沌としている牡馬クラシック戦線。皐月賞への最後の切符を地力で掴むことができるのか!?