毎日杯／再びクラシック候補へ　サブジェクト

栗東　ＤＷ　稍重　　66.5-51.7-38.0-12.2　強め 　出世レースのラジオＮＩＫＫＥＩ杯を制し、一躍クラシック候補へ名乗りを挙げたサブジェクト。しかし、次走の共同通信杯を9着と敗退し、クラシック候補の名を返上した感さえある。相手関係を考えるとここは、ぜひとも勝っておきたいところだ。 「前走は流れが向かなかった。前々で粘りこむ競馬が合っている。自分の形でレースができれば見直せるはずだ。いい結果を出してクラシックへ行きたい」と陣営。当初の予定だったスプリングＳは、長距離輸送を考慮し登録だけに留め、ゲンの良い阪神2000mの毎日杯を選んできた。２６日の追い切りでは、レースでも騎乗する藤岡佑騎手を背に、一杯に追う古馬のドリームサンデーに２馬身先着し力強い動きを披露。好調をアピールした。 　混迷が続き確固たる主役がいない今年の３歳クラシック路線。今年の毎日杯はチャンス有りと多数の馬が登録してきた。果たして、ラジオＮＩＫＫＥＩ杯１着の意地を見せつけ、クラシック候補へ名乗りを再び挙げることができるだろうか。