高松宮記念／高松宮記念、初の２連覇へ スズカフェニックス

栗東　坂路　稍重　50.7-計不-計不-13.0　馬なり 　前年の高松宮記念覇者スズカフェニックス。昨秋はインフルエンザによる調整の狂いもありスプリンターズＳで惨敗。スプリントＧＩ春秋連覇はならなかった。だが、その後はマイルＣＳ３着、阪神Ｃ１着としっかり立て直し、ＧＩホースらしいところを見せた。そして年明け初戦になった前走、阪急杯では５９キロを背負いながら僅差の２着。高松宮記念連覇へ向け体勢は整っている。 　２６日の追い切りは坂路で４Ｆ５０秒７を馬なりで楽々とマーク。橋田師は「以前は後方からの競馬しかできなかったが、前走は中団の内から抜け出す競馬ができたし、ユタカも乗りやすくなったと言っていた。１２００ｍでも対応できるスピードがある。当然楽しみにしています」と自信満々。代打騎乗となる福永騎手も「ユタカさんは、レースより追い切りに乗る方が難しいと言っていたけど、先週の追い切りではすんなりこなせたし、レースでも大丈夫でしょう」と、こちらも自信がありそうだ。 　万全の状態で、相手も昨年とさほど変わらないとなれば、連覇の可能性も十分。昨年は外から伸びる馬に有利な馬場状態だったが、今年は内外ほとんど差がなさそうで、そのあたりがどう出るか。