マーチＳ／レースで変わるマコトを侮るな！

栗東　坂路　稍重　52.7-38.3-25.5-13.3　一杯 　ダート重賞戦線で安定した走りを見せているマコトスパルビエロ。昨夏の関越Ｓではレコード勝ちを収め、続くエルムＳも重賞初挑戦とは思えない走りで２着と結果を残した。このメンバーなら能力は上位で、念願の重賞初Ｖへ態勢は整った。 　今週の追い切りは坂路で僚馬と併せ一杯に追われた。ケイ古駆けしないタイプで、時計も４Ｆ５２秒７、ラスト１Ｆは１３秒３とやや物足りない印象。併せた馬に１馬身遅れをとり、調子は下降気味に思えるも鮫島師は手応えを掴んでいる様子で「体は先週で十分にできているから、今回は気合をつけるために一杯に追った。ケイ古ではいつもこんな走りだし、問題ないと思う」と、意外にも表情は明るい。 　直前の追い切りは目立った動きを見せなかったものの、内に秘めた闘志を感じた。この馬本来の力さえ出し切れば、ここでも好勝負は必至。持ち前の好位から確実に伸びる末脚で、重賞のタイトルを掴みたいところだ。