大阪杯／完全復活は目前！ ドリームパスポート

美浦　ポリ　良 64.6-50.3-36.9-12.2　強め 「転厩直後は試行錯誤の調教だったけど、最近はうちのスタイルにも慣れてきたみたい」こう話してくれたのはドリームパスポートを管理する稲葉師だ。前走の京都記念は道中スムーズさを欠きながらも、直線に入ると鋭い末脚で勝ち馬からわずか０秒２差の４着。ゆっくりとだが確実に本来の姿を取り戻しつつある。 　最終追い切りは南ポリトラックでの単走追い。序盤こそ行きたがる素振りは見せたが、ラスト１Ｆは１２秒２と力強いフットワーク。２週連続で調教をつけた主戦の松岡騎手は 「思ったほど切れなかったけど、状態はいいと思います。今回は何が何でも勝ちに行きますよ」と気合十分な様子。 　クラシックのタイトルこそ逃したものの、現役Ｎｏ１の実績を誇るメイショウサムソンと互角の戦いを演じてきたドリームパスポート。菊花賞後に挑んだジャパンＣではディープインパクの２着と、その能力は誰もが認めるところ。骨折明け後は期待通りの結果は残せていないが、悲願のＧＩ制覇に向けてもここは負けられない。