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おしらせ

大阪杯/仕切り直しも万全 スカーレット

安藤勝騎手を背に力強い動きを披露。久々も不安なしのダイワスカーレット。

栗東 坂路 重 51.1-37.2-24.8-12.8 強め  07年の最優秀3歳牝馬は、今年の始動戦にフェブラリーSを選択。その先には、ドバイでの世界戦が待ち受けているはずだった。だが、目に外傷を負い直前でフェブラリーSを回避。矛先をヴィクトリアマイルに定め、立て直して大阪杯から始動することとなった。  最終追いは安藤勝騎手を背に坂路で。馬場の真ん中を楽な手応えのまま登坂し、仕掛けられる力強いフットワークで駆け抜けた。この日の馬場状態を考えれば、4ハロン51秒1の時計も出色だ。久々の不安は皆無といっていいだろう。 「去年と比べると丸みが出てきた。かといって重め残りではありません。精神面でもドッシリとしてきましたね」 と、管理する松田国師はスカーレットの成長ぶりに目を細める。  当初はヴィクトリアマイルを念頭に、マイル戦から再始動するプランもあった。だが松田国師が「ゆったりした距離を使ったほうが馬に気持ちが出ますから」と、オーナーサイドに直訴してここを選んだそうだ。GI馬にも関わらず、牝馬限定GIはカウントされないこのレースの規定のため、56キロで出走できるのも大きなメリット。ここは牡馬相手になるが、有馬記念でも先着を果たしている面々に負けるわけにはいかない。

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