おしらせ
桜花賞/デビュー以来最高のデキ!? マイネレーツェル
栗東 坂路 稍重 52.6-37.7-24.6-12.4 一杯 前走のフィリーズレビューは、先行集団が互いを突っつき合う厳しい流れだったが、本馬はそれを見る後方3、4番手の絶好のポジションから、直線に向くと鋭い末脚を繰り出し快勝。やや展開に恵まれた感じはあるが、見事1着で桜花賞の切符を手にした。 この中間は坂路を中心に調整され、1週前には51秒台という好タイムもマーク。今日は最初の1ハロンこそ15秒台で入ったが、その後は一杯に追われ、素軽く、迫力ある動きを披露した。五十嵐師も「小柄な馬ですが、少し馬体に余裕があったので早めの時計を出していいと助手に伝えました。体調もいいですし、今日の動きには満足。デビュー以来最高のデキかもしれない」と上機嫌だ。 距離が1ハロン延び、コースが内回りから外回りに替わる本番は、前走のように上手くいかないだろう。だがこの状態の良さと、勝ち馬から1秒以上離されたことのない堅実な走りが、また波乱を呼ぶ要因となるかもしれない。