UMAJIN.net

おしらせ

桜花賞/桜の女王は譲れない! トールポピー

古馬相手に堂々の先着を果たしたトールポピー(写真中央)。2歳女王の意地に懸けても桜の舞台では負けられない

栗東 CW 稍重 68.5-53.9-39.8-12.5 強め  昨年の阪神JFを制し最優秀2歳牝馬となったトールポピー。前哨戦となったチューリップ賞では休み明けの影響か、いま一歩伸びを欠きハナ差の2着と惜敗。ただ、いつもの後方待機ではなく本番を見据えた先行策での結果なだけに、陣営から悲壮感は見られない。 コンビを組む池添騎手は 「本当は勝って本番を迎えたかったですけどね。でも、内で窮屈な競馬をしながら2着にきたことは評価できると思います」と、少し悔しさを滲ませながらも、本番への手応えは掴んでいる様子だ。  今朝の最終追い切りは、角居流の3頭併せといつもの光景。古馬オープンクラス相手に、堂々の走りで半馬身先着した。全体的な時計は物足りない印象だが、ゴール板を過ぎても自らグイグイとハミを取り元気一杯。これには前川助手も自然と笑みがこぼれ 「抜け出してからもソラを使わなかったし、抜群の行きっぷりだったね。時計は70秒を切るくらいと頼んでいたから予定通り。状態は申し分なしで絶好の仕上がりだよ」と自信を見せる。 重賞2勝馬不在で混戦といわれる今年の桜花賞。2歳女王のトールポピーにとっては、混戦という言葉自体がプライドを傷つけるようなもの。昨年の阪神JFで見せた華麗な末脚を武器に“女王は私よ!”と、他馬に格の違いを見せつけたいところだ。

おしらせ一覧

PAGE TOP