阪神牝馬Ｓ／オークス馬完全復活へ ローブデコルテ

栗東　坂路　稍重　52.2-38.0-25.5-13.2　一杯 　昨年のオークスを制したローブデコルテだが、アメリカ遠征の影響もあってか昨秋のＧＩは１０、１１着と大敗。だが、立て直された年明け２戦では５、３着と徐々に状態は上向いているだけに、春のＧＩ戦線に向けてもここで完全復活をアピールしたい。 　９日の追い切りは福永騎手を背に坂路で４ハロン５２秒２、ラスト１ハロン１３秒２。一杯に追われた割には物足りないタイムとなったが、陣営は「中間再三時計を出しているから調教量は足りている。今回の相手なら大きく崩れることはないでしょう」と全く悲観してはいない。 　近走不振が続いていたが、前走阪急杯ではローレルゲレイロ、スズカフェニックスに続く３着に入り復調気配。牝馬同士で斤量差２キロなら、ここは格の違いを見せてくれる可能性が高いだろう。