おしらせ
桜花賞/人馬の一体感! 桜獲りへ妥協は許さない
栗東 Eコース 稍重 軽めの調整 桜花賞を制するためにできることは全てやる。ブラックエンブレム陣営からはそんな強い意志が感じられた。長距離輸送を考慮して本番の9日前に栗東に入厩。さらに、周囲をアッと驚かせる調整を敢行したのだ。 その内容は、Eコースで軽めに流すだけというGIの舞台では過去に前例がない調整。競走馬にとって、クラシックは一生に一度しか挑戦できない特別な舞台だ。この勇気ある決断が吉と出るか凶とでるかは本番になってみないとわからない。ただ、陣営に後悔の二文字はないのだろう。 調教を見届けた小島茂師は 「このプランはフラワーC後には考えていたもの。不安があるからやらないわけではないよ。松岡くんとも相談して決めたことだし、これが桜花賞を勝つための最善の一手だと思う」と、最後まで強気な姿勢は崩さない。 開業6年目の今年、小島茂師はブラックエンブレムで念願の重賞初制覇を果たした。次はクラシック初制覇を果たすべく、人馬共に全力投球で桜の舞台に挑む。