マイラーズＣ／ノリにノってる横ノリ背に カンパニー

栗東　坂路　稍重 50.6-37.6-25.5-13.3　一杯 　前走の中山記念では、これまでの後方待機策から一転。初コンビとなら横山典騎手に導かれ、積極策で新境地を見出したカンパニー。当然のコンビ続戦。１分３１秒８の時計を持つ得意のマイル戦で、重賞連勝を狙う。 　最終追い切りは木曜の選択肢もあったが、天候を考慮し水曜に敢行。坂路で単走という形だったが、前半からスピード満点の動きを披露。時計が早くなりやすい馬場状態だったにしても、４Ｆ・５０秒６は優秀。使い詰めるより間隔を空けたほうがいいタイプだが、今回もデキは万全だ。 「先週まではいくらか重かったけど、ビッシリやってだいぶ良くなってきた。前走で横山くんとの相性もわかったし、これなら大丈夫だろう」と、音無師も重賞連勝へ自信を覗かせた。 　先々週のダービー卿ＣＴをサイレントプライドで、先週のニュージーランドＴをサトノプログレスで制した横山典騎手には、３週連続でのマイル重賞制覇に期待がかかる。昨年の秋の天皇賞で、不利がありながらも３着に食い込んだように、ＧＩの舞台でも好走してきた本馬。戦ってきた相手が違う。悲願のＧＩ制覇に向けＧIIで足踏みしているわけにはいかない。