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おしらせ

桜花賞/不良馬場もなんの パスカル弾けた!

苦手な不良馬場のなか軽快な動きを見せたエアパスカル

栗東 坂路 重 53.7-39.0-26.0-13.2 強め  チューリップ賞ではトールポピー、オディールらを抑え、見事な逃げ切り勝ちを果たしたエアパスカル。確かに有力馬は休み明けで、また展開に恵まれた面もあったが、桜花賞の有力候補に名乗りをあげたことに違いはない。 「土曜朝に乗らないパターンで好走している」という岩澤助手の提言もあり、大一番の前に木曜追い切りを選択してきた。木曜はあいにくの天候。小柄な馬だけにパワーを要する馬場は苦手だが、坂路で躍動感溢れる動きを見せた。時計こそ平凡であったが、しっかりとした脚取りで駆け抜け、引き続き好調をキープできているといえるだろう。 「この馬場でさすがに時計は掛かったけど、この馬なりには走ってくれた」と、池江寿師も合格点を与えた。「少し燃えやすいところもあるけど、父の良いところを受け継いでいる」と、エアパスカルを評す同師。放牧から20キロぐらい増えて帰ってきており、小柄な馬体をフックラ見せている点にも好感が持てる。  このレースには、同じウォーエンブレムの産駒のブラックエンブレムも出走。興味を示した牝馬にしか種付けを行わない父の、希少な産駒が2頭も大一番に駒を進めてきた。前走で2歳女王を負かしている“奇跡の血統”馬が、大舞台であっと言わせるシーンも十分ありえそうだ。

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