阪神牝馬Ｓ／ジョリーダンス「状態は申し分ない」

美浦　ポリ　重　 66.4-51.3-36.8-12.6　直仕掛け 　昨年のこのレースの勝ち馬ジョリーダンスが、ポリトラックコースで最終追い切りを行った。ハードな内容ではなかったが、仕掛けられての反応は抜群で態勢は整っているようだ。 　「馬体のハリからして昨秋の雰囲気とはまるで違う。帰厩後はカイバの量を増やしているし、状態は申し分ない」と堀師は自信を持って愛馬をレースに送り出す。 　前走の東京新聞杯では6着に敗れはしたが、勝ち馬ローレルゲレイロとはコンマ2秒差で大きくは負けていない。2着に入った前々走の阪神ＣでもＧＩ馬スズカフェニックスに半馬身差まで迫っており、近走のレース内容は充実している。 　さらに阪神の1400ｍでは3戦2勝、2着1回と相性は非常によく、小細工の利かないこのコースは同馬の武器である豪快な末脚が存分に発揮できる。最後の決め手は間違いなくＧＩ級。追えるジョッキー岩田騎手を鞍上に迎えて、ジョリーダンスが連覇を狙う。