おしらせ
フローラS/所属ジョッキーの意地 カイゼリンでGIへ
栗東 坂路 良 55.4-40.7-26.9-13.4 馬なり 前走フリージア賞では、目の覚めるような末脚で人気のベルクハイルを一気に差しきったカイゼリン。母ブロードアピール譲りの切れ味は健在だ。名門・松田国厩舎、3歳牝馬の大将格として是が非でもオークスへ駒を進めたいところ。 最終追い切りは坂路での併せ馬。前半から馬なりのまま、僚馬のペースに合わせた走りだったが、余裕タップリの手応えのまま併入した。時計こそ目立ったものではないが、反応の良さ・毛ヅヤ・馬体のハリは抜群。前走に引き続き体調は良さそうだ。 「先週やってますし、直前はこれで十分でしょう。仕上がりはいいですし、気持ちも乗ってきましたね」と、鮫島騎手は好感触を得ている様子。また「前走でも本気を出したのはゴール前だけ。素質はかなりのものだと思います」と、期待を込めて語ってくれた。 名門厩舎の所属ジョッキーである鮫島騎手。だが厩舎の有力馬に関しては、武豊騎手や安藤勝騎手など有力ジョッキーが手綱をとる機会が多い。もう乗り替わりは御免。カイゼリンとのコンビでキッチリ結果を出し、GI・オークスへと挑みたいところだ。