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おしらせ

皐月賞/粘り込みに賭ける ノットアローン

気分良く逃げられれば怖いノットアローン。若葉S勝ち、という点でも同じヴィクトリーの再来なるか!?

栗東 坂路 重  54.5-計不-25.4-12.6 一杯  トライアル最終戦・若葉Sを見事に逃げ切り勝ち。本番皐月賞へ勇躍挑むのがノットアローンだ。  前走時は「ケイ古でも腰が硬い感じで、歩様もイマイチだった。レース当日にはなんとか立て直してたけどね」と、陣営が振り返るように決して万全な体調ではなかった。が、結果は見事に1着。この中間は坂路で入念に乗り込まれ「前に比べたら脚さばきが素軽くなってきて、だいぶ良くなってきたね。キレが出てきた」(陣営)と、上積みは間違いないところ。前走以上のパフォーマンスは確実に期待できるといっていいだろう。  皐月賞へ向けての追い切りは藤岡佑騎手を背に坂路で僚馬ロザリオと併せられ、2馬身先着でフィニッシュ。時計が出にくい重馬場で4F54秒5?1F12秒6なら上々のデキだ。 「先週もいい感じだったけど、今日はさらに良かったですよ。体の芯から力強さが伝わってくるような、いいケイ古ができました」 と、藤岡佑騎手は満面の笑みで最終追いの手ごたえを語った。 「終いの反応はすごく良かったね。仕上がりに関しては何もいうことはない」 とは追い切りを見届け、太鼓判を押した橋口師。さらに、 「デビューしたころは気難しかったけど、ここ最近は本当に落ち着いてきた。普段のしぐさも大人っぽくなってきたしね。前走は逃げ切ったが、決して一介の逃げ馬だとは思わない。要は気分良く走れるかどうかだよ」 と続け、気性面の成長にも目を細めていた。  単なる逃げ馬ではない、と指揮官は強調するが同型不在で前々からのレース運びとなる公算は高そうだ。マイペースで道中レースを進められれば上位粘りこみも十分、いや、抜かれそうで最後まで他馬を抜かせなかった前走の再現まであるか。  最後に皐月賞当日は荒れ模様の天候が予想されるが、本馬、500万下特別ながら不良馬場の小倉2000mを快勝していることを付け加えておきたい。

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