おしらせ
アストンマーチャンが急死
07年のスプリンターSなどを制し重賞4勝を挙げたアストンマーチャンが、急性心不全のため21日に死亡していたことが分かった。X大腸炎を発症し栗東の競走馬診療所で入院加療中でのこと。 同馬は06年7月に小倉でデビュー。3戦目の小倉2歳S、4戦目のファンタジーSで重賞連勝を果たし、桜花賞では2番人気に支持された。桜花賞で7着に敗れ距離に限界を感じた陣営は、秋はスプリント路線を歩ませることを決断。これが功を奏し、スプリンターズSで中舘騎手を鞍上に迎えたアストンマーチャンは、逃げ切り勝ちを収めた。今年は休み明けのシルクロードSで大敗を喫し、その後療養に入っていた。 これでサンアディユに続いて、スピードに長けた名牝が相次いで死去。いずれも心不全が死因である。先日のキャプテントゥーレ、ダンツウィニングの相次ぐ骨折も然り、同じレースに出走していた馬が、同じような症状に冒されてしまうのは、単なる偶然では片付けられないのではないだろうか。 アストンマーチャン 父:アドマイヤコジーン 母:ラスリングカプス 母の父:Woodman 通算成績:11戦5勝(うち重賞・4勝、GI・1勝)