おしらせ
皐月賞/あきらめムード一転!フローテーション
栗東 DW 重 84.5-66.8-52.5-39.2-12.1 直一杯 「2連勝したときにはクラシックへ乗れると思ったが、その後の2走がまったくの期待外れ。自信を失いかけたよ」とは管理する橋口師の弁。「評判馬の評判倒れ」が続出した現3歳牡馬戦線を象徴する1頭だったフローテーションだが、前走スプリングSでは11人気の低評価をはね返し2着に食い込んできた。陣営があきらめかけていたクラシック一冠目・皐月賞へ、念願かなって進出する。 通常、橋口厩舎の追い切りは坂路で行われるが、本馬はDWコースでの追い切りとなった。一杯に追われた僚馬マンボパートナー(3歳未勝利)と5F過ぎから併せられ、直線ビッシリ追うとクビ差先着と好調キープをアピール。 「コースで追ったのは、内にモタれる面をチェックしたかったから。今日は真っ直ぐに走ってくれたし合格だね。動きに関しても問題なし、前走と同じくいい仕上りですよ」 と、懸念のモタれ癖に問題がないところを確認した師は納得の表情。最後に、 「今年はディープインパクトみたいな抜けた馬がいない混戦。ウチのフローテーションとノットアローンの2頭も運さえあればチャンスがあるでしょう」と締めくくった。 あきらめムードから一転巻き返し、トライアルで2着を確保。馬体の張りも回復しており、上昇気流にあるのは確かだ。初コンビとなる内田博騎手の手綱が冴えれば、大きな勲章が転がり込む可能性もありうる。