アンタレスＳ／戦ってきた相手が違う!! サンライズバッカス

栗東　坂路　良　52.2-38.6-26.0-13.3　一杯追 　川崎記念を挫石のため出走取消。フェブラリーＳを回避と不運に見舞われたサンライズバッカス。幸いにも症状は軽く、帰厩後は1カ月かけて丹念に乗り込まれている。 　１週間前の追い切りでは、同厩のザレマに大きく遅れを取った。「追いかけた分があったとはいえ、もうひとつの動きだった。順調に乗り込めてはいるが、まだ本来の動きではないんだろうな」と音無師は慎重な構え。今週の追い切りでは、パートナーのクリーンと坂路で併せ馬をおこない半馬身差先着。とはいえ、ラスト1Ｆは13.3秒を要し。「このひと追いでどこまで絞れるか」と東田助手。 　昨年のフェブラリーＳ以来、勝利に見放されている同馬。しかし、フェブラリーＳ以降のレースは全てＧI級のレース。このメンバーなら格の違いを見せつけ、力でねじ伏せる場面があっても驚けないだろう。