おしらせ
青葉賞/エモーション 東京2400mは絶好の舞台だ!
美浦 坂路 良 計測不能 馬なり 昨年11月、デビュー2戦目となった未勝利をレコードで制し、一躍クラシック候補と騒がれたニシノエモーション。ただ、その後に蟻洞(細菌が蹄を食べ穴が開く病気)やソエを発症し、3カ月の休養を余儀なされた。 「これから上を目指すときだっただけに残念でした。放牧明け後の回復は順調ですよ」と手塚師は話す。 この時期に急成長した父シンボリクリスエスと同様、本馬もここにきてトモの筋肉が発達し馬っぷりが格段によくなっている。今週の坂路で行われた最終追い切りでも、力強い動きを披露し、絶好の気配。 調教に跨った田中勝騎手は 「未勝利を勝ったころは、気性的に幼くヤンチャな面も見せていたけど、それでもレコード勝ちだからね。素質は間違いなく一級品。1戦ごとに成長し、レースぶりも安定してきた。最終追い切りの手応え良かったので、ここは何としてもダービーの権利を取らないと」と体調面のよさアピールし、ダービー出走へ闘志を燃やす。 血統背景を考えればニシノエモーションにとって、東京の2400mは最も力が発揮できる舞台といえるだろう。皐月賞馬のキャプテントゥーレが戦線離脱し、いまだ混迷を極める牡馬クラシック界。その主役の座を射止め、さらにダービーの栄光を掴みとるためには、ここで無様なレースはできない。