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重賞3勝フサイチホウオーが引退

共同通信杯を快勝し、ダービーでは1番人気に推されたホウオー。陣営は復活を期していたが、無念の引退となった。

 07年共同通信杯など、重賞3勝を制したフサイチホウオー(牡4、栗東・松田国厩舎)が現役引退することがオーナーサイドの公式HP「フサイチネット」で24日、発表された。  理由は屈腱炎とのこと。復帰に向け23日、トレセンに入厩したが右前脚に違和感があり、エコー検査をしたところ判明したもの。  フサイチホウオーは06年10月に東京でデビュー(新馬戦で1着)。以後東京スポーツ杯2歳S、ラジオNIKKEI杯、共同通信杯と重賞を3連勝。無敗のまま挑んだ皐月賞は2番人気に推され3着をマークと目覚しい活躍を見せた。  だが、1番人気で7着に終わったダービー以降は戦績不振。JCダートに参戦させるなど陣営も復活へ向け様々な模索を続けていたが、無念の引退決定となった。最後のレースは08年京都記念(15着)。  フサイチネットによると、今後については未定とのことだが父ジャングルポケット×母父サンデーサイレンスの良血馬だけに種牡馬としての活躍が期待される。自らがなし得なかったクラシック制覇の夢は子孫たちに引き継がれることとなる。

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