青葉賞／無敗の良血が権利を獲れるか ファビラスボーイ

美浦　ポリ　良 66.3-51.5-38.0-11.8　直線追 　デビューから2000ｍを使われて２連勝。しかも前走は、状態面が万全でないにも関わらず勝ったところに素質の高さを感じる。父ジャングルポケット、母ファビラスラフインという良血馬がダービーへの切符を賭けて、本番と同条件のトライアルに挑む。 　前走は状態が万全でない状況でレースに使ったこともあり、ここまではさすがに回復に時間がかかった。だが、山元トレセンでじっくり休養した効果もあり、４月８日には美浦に帰厩し、順調な調整が続けられている。今日の調教は3頭併せ。ゴール前で仕掛けられると鋭い反応を見せ、最後はビシビシと追って先着を果たしたように切れ味は満点。ひと息だった前回と比べ、デキは雲泥の差だ。 　陣営も「無理せずダービートライアルに照準を合わせて正解だった。カイ食いも良く、ふっくらと馬体は仕上がっていて前走より明らかにいい状態。持ち前の勝負根性が活かせれば楽しみ」と上機嫌。ここは無敗の良血馬が真価を問われる舞台となる。