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青葉賞/立て直して権利獲りへ挑む アルカザン

栗東 CW 良 86.0-69.5-53.9-39.0-11.6 一杯  本賞金は1200万円。皐月賞も抽選次第で出走も可能だったが、登録もせずここに照準を合わせてきた。狙うはもちろん、ダービーの権利獲り。それはもちろんダンスインザダーク産駒である、この馬の適性を考慮してのことだ。  中間も併せ馬を2本消化するなど入念に乗り込まれ、皐月賞をパスしたことが功を奏し、体にもさらに厚みが出てきている。最終追い切りは池添騎手を背にCウッドに登場。僚馬サンオールイン(3歳未勝利)との併せ馬であったが、序盤であっさり突き放してしまったため、実質単走での追い切りに。池添騎手の叱咤に応え直線で脚を伸ばすと、最後は11秒台をマークしてフィニッシュラインを超えた。 「じわじわ伸びるタイプだし、前走の中山は向いていない感じ。東京なら変わってくると思うよ」と平岩厩務員。引き上げてきた池添騎手も「動きはすごく良かったですね。状態も戻っている。広いコースは合っているはずだし、この馬とダービーに行きたいですね」と、力強く締めくくった。  牝馬ではトールポピーという心強いパートナーがいる池添騎手。当然オークスでも有力馬の1頭になるが、ダービーでは今のところ騎乗馬が決まっていない。だがデビュー当初から「クラシックを狙える馬だと思います」と、アルカザンに大きな期待を懸けてきた。何としても権利を、そしてオークス→ダービー制覇という前人未踏の記録達成を。ここは負けられない1戦だ。

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