おしらせ
天皇賞・春/そろそろGIを取らないと ポップロック
栗東 CW 良 68.3-53.5-39.2-12.2 馬なり 有馬記念以来、3カ月ぶりとなった前走阪神大賞典では、久々が響いたのか3着に敗れたポップロック。悲願のGI制覇へ向けて暗雲立ち込める形となったが、意外にも陣営から悲観の色は見られない。 「阪神大賞典は、本番を見据えての仕上げで余裕残しだったからね。それでもレース内容自体は悪くなかったし、前残りの展開であそこまで走れれば問題はないでしょう」と角居師はあくまで強気な姿勢を崩さない。 その自信の根拠となるのが、今週の最終追い切りでポップロックが見せた動きといえる。Cウッドで行われた調教は、いつも通り角居流3頭併せ。相手はオープン馬だったにもかかわらず、直線で追われる相手2頭を尻目に最後まで馬なりのまま先着。状態面には文句のつけようがない。 勝利こそが何よりの評価に繋がる競馬界において、ポップロックが残した軌跡にパンチ不足は否めない。今年で7歳になったとはいえ、まだまだ老け込む気配はない。メンバー的にも最大のチャンスとなる今回、全ての力をぶつける覚悟で挑む。