おしらせ
天皇賞・春/ジュピタ 距離さえ克服できれば
栗東 坂路 良 52.0-38.2-25.2-12.9 一杯 前走、阪神大賞典で重賞2勝目を挙げたアドマイヤジュピタ。引き続き相性のいい岩田騎手とのコンビで、個人馬主としては初のGI4頭出しとなる「アドマイヤ」勢の大将格として、近藤オーナーの馬主を始めた時からの夢である天皇賞制覇に挑む。 30日の追い切りは坂路で単走追いになったが4ハロン52秒0、ラスト1ハロン12秒9をマーク。1週前に併せ馬で4ハロン52秒1と自己最速を出したが、最終追い切りで更に短縮してみせた。騎乗した杉村助手も「重賞を勝った前走以上の状態だよ」と、デキの良さを強調した。 フレンチデピュティ産駒だけに、3200mの距離をどう克服するかがカギ。前走で3000mを克服したとはいっても、前半2000m2分9秒7、ラスト1000m59秒ジャストと完全なラストだけの勝負だっただけに、克服したとは言い難い。逆を言えば、スローペースでラストの瞬発力勝負になればこの馬の瞬発力に勝てる者はいないだろう。