おしらせ
新潟大賞典/秋の主役へ! トーセンキャプテン
栗東 CW 良 69.2-54.1-40.0-12.5 強め デビューから3連勝。アーリントンCを制し一躍クラシック候補と騒がれたが、骨折をわずらいクラシックを棒に振った。1年2カ月ぶりに復帰をはたした前走の福島民報杯では、4角10番手から鋭く追い込み勝ち馬とわずかコンマ3秒差。久々の不安をものともせず、かつてクラシック候補と呼ばれた素質の片鱗を見せた。 前走後も疲れを見せず至って順調であり、最終追い切りは角居厩舎恒例の3頭併せでウオッカに胸を借りた。内のエキゾーストノートを追いかけ、外にウオッカを従える形だったが、直線で追い出されると迫るウオッカをクビ差凌ぐ。ひと叩きされたことで、素軽さにくわえ迫力も出てきた。そしてアーリントンCでローレルゲレイロに抜かせなかった“あの闘争心”も…。デビューからの3戦で見せた“並んだら抜かせない”勝負根性も、いまだ健在だと思えるデモンストレーションだ。 「最大の敵は除外」と陣営が話すように、長期休養明け2戦目で賞金が足りないキャプテンには辛いところ。除外なら京都の都大路Sに回る予定だが、いずれにしても秋GI戦線で主役として闘うためには、賞金の上積みは必須。「前走は少し大事に乗りすぎたかな」とは助手。再び“ローカルの鬼”中舘騎手を配し、負けられない1戦だ。