オークス／２冠へ距離は大丈夫 レジネッタ

栗東　坂路　稍　55.4-40.1-25.2-12.5　馬なり 　12番人気でアッと言わせた桜花賞。あれから中５週。２冠獲りへ向け着々と態勢は整っているようだ。前走、ゲート内で立ち上がったこともあり、この中間は念入りにゲート練習を行ってきた。ゲート再審査もパス。今度はスタートの不安もなく、ファンファーレを迎えられそうだ。 　今朝は入念に角馬場でウォーミングアップを行ったあと坂路に登場。最初の１ハロンはゆったりと入ったが、徐々にペースを上げると抜群の反応を見せる。軽く気合いをつけられたラスト１ハロンは１２秒５。桜花賞時動揺に、機敏な動きを見せた。気になるのは2400mに延びる距離だが、主戦の小牧騎手は「馬込みに入れれば折り合えるし距離も持つよ」と意に介していない様子。 「今年３冠に挑戦できるのは僕だけですからね。距離もコースも不安はありませんし、普通にゲートを出られるかどうかだけ。うまく呼吸を合わせてジッと我慢できれば、いい脚を使ってくれると思うよ」と、同騎手は期待を込めて話してくれた。再び「涙の小牧太」を見せてくれる可能性は十分。今度は本当に、吐くまで飲むことになるかもしれない。