おしらせ
東海S/巻き返して連覇だ!メイショウトウコン
栗東 坂路 稍 56.0-41.0-27.2-13.8 一杯 東海Sの連覇を狙うメイショウトウコンだが、前哨戦アンタレスSでは出遅れ、そのまま見せ場なしの14着に終わった。堅実な末脚が持ち味の本馬。ダート戦線に路線を定めて以来、複勝圏を外したのは昨年および今年のフェブラリーS、07年JCダートのGI3戦のみという安定感を誇っていただけに、GIIIでの2ケタ着順はまさかの大失態といえるだろう。 「パサパサした馬場が合わず、行き脚がつかなかったようだ。能力的にいってもあんなに負ける馬じゃないはずなんけど……。月イチペースで使っているけど6歳になって馬体がしっかりしてきてレースのダメージは少ない。状態は変わらずいいし、ここでなんとかしたいね」と、管理する安田伊師は前走の敗因を馬場に求めつつ、得意コースでの巻き返しを誓っていた。 近走は1週前にダートコースでの調教を組み込んでいたが、この中間は坂路のみの乗り込み。昨年このレースを制したときと同じ調教パターンに戻してきた。最終追いもケイ古駆けしないこの馬なりに動いており、デキそのものは好調をキープしているといっていいだろう。前走でなぜか押し忘れた鬼脚のスイッチさえ入れば、直線きっちり差し切った昨年のVTR再現まであるか。 鞍上、藤田騎手とは初コンビ。好騎乗でエイジアンウインズをGI勝利へと導いた、その勢いにも期待したいところだ。