ヴィクトリアＭ／本格化した今ならチャンス マイネカンナ

美浦　Ｗ　重　 66.0-52.0-39.0-12.5　馬なり 　ビッグレッドファーム鉾田で調整されるようになり本格化したマイネカンナ。重賞初勝利を達成した、前走福島牝馬Ｓ前に場長に取材したところ「福島牝馬Ｓで賞金を加算し、ヴィクトリアＭに向かいたい」と自信満々に語ってくれただけに、有言実行の形になった。本格化した今ならただＧＩに挑戦するだけでなく「勝利」の２文字まで見えてきた。 　１４日の追い切りは吉田隼人騎手（レースは岩田騎手）を背にウッドで５ハロン６６秒０、ラスト１ハロン１２秒５をマーク。終始馬なりながら３馬身ほど追走した併走馬を最後はキッチリ捕えた。国枝師は「体に身が入ってきたし、前走同様いい状態。距離は少し短いが、充実している今なら一発狙えそう」と手ごたえをつかんだ様子。 　主戦の吉田隼人騎手がニシノマナムスメに騎乗するため乗れないが、岩田騎手なら何の問題もない。あとは、大幅に強化される相手との力関係がどうかだろう。