おしらせ
発射秒読み態勢!/スペースシャトル
スペースシャトル(牡、美浦・本郷厩舎)が4月の入厩以来、坂路で入念に乗り込まれている。 所有は嶋田賢氏。生産は89年エリザベス女王杯を最低20番人気ながら制したサンドピアリスや01年CBC賞勝ちのリキアイタイカンを生んだ岡田牧場。現3歳世代でいえば、クラシック本番にこそ乗れなかったものの、京都新聞杯で1番人気に推されたブラストダッシュや2歳オープン・コスモス賞を勝ったヤマカツオーキッドもこの牧場の生産となる。 父ムーンバラッドは03年国際GIドバイWC(ダート2000m)の勝ち馬で、引退後はダーレージャパンが所有する種牡馬となった。初年度産駒は昨年デビュー。現在まで34頭が出走し、ここまで8頭が勝ち上がっている。母はリキアイアクトレス。芝中長距離を得意とし中央6勝、現在オープン在籍のリキアイサイレンスが代表的な産駒として挙げられるだろう。 500kgを越えようかという大型馬。「パワフルな動きはひときわ目を惹くね」と、陣営は大きく期待している。5月22日の坂路調教では1F13秒台のラップを刻むなど仕上がりぶりは順調。デビュー戦へ秒読み態勢だ。 【今週金曜日配信予定のPOGメルマガでは、珍名馬でおなじみ、あの名物オーナーが所有する有力2歳馬を紹介します。お楽しみに!】