東海Ｓ／馬体回復！マルブツリード

栗東　Ｂ　良　81.5-65.7-50.8-37.6-11.5　強め　 　前々走の準オープン・梅田Ｓを１番人気で快勝し、条件馬を卒業したのが東海Ｓに出走するマルブツリード。昇級初戦となった前走アンタレスＳでは前々に位置、4コーナーまではあわやの展開を見せながら、結局は６着に終わった。しかし、 「その気になればハナでも行けたかなあ。直線入るときに一瞬いけるかも、と思ったぐらいで、このクラスでのメドは立ちましたね」 と、跨った幸騎手がコメントを残したように、陣営はダートの一線級ともやれる手ごたえを感じている。 　前走時は減った馬体を考慮してか、追い切りは軽め調整での出走となった。しかしこの中間は馬体回復に努め、テンから叩かれるハードな最終追いを敢行。前走よりはかなりの上積みを見込んでいいだろう。 　前述の梅田Ｓ含めダート2000ｍ戦での勝ち鞍が２つあり、ＧII戦で大幅相手強化とはなるが距離延長は歓迎。幸騎手が示唆したとおり、大胆な逃げ戦法も考えられる。小回りの中京コースだけに、面白い存在の一頭だ。