おしらせ
東海S/このままでは終われない! フィフティーワナー
栗東 坂路 稍重 53.9-38.9-24.9-12.5 一杯 ここ2走は重賞で1番人気に支持されるも、期待に応えることができていないフィフティーワナー。2年前にダート戦5連勝でアンタレスSを制した頃に比べると、まだ本来の輝きは鳴りを潜めているといった感じだ。 「復帰戦の仁川Sを快勝したものの、その後の重賞2戦のレース内容を見る限り、まだいい頃の状態には戻りきってなかったみたいです。本来の力さえ発揮できれば、重賞でも間違いなく勝ち負けになるはずですから」と、管理する安田隆師は力強く話す。 巻き返しに燃える陣営は、今週の最終追い切りでいつもと違うパターンに打って出た。普段は単走で追われることが多いが、今回は併せ馬を敢行。これがフィフティーワナーの闘争心に火をつけ、ゴール前では抜群の気合乗りで坂路を駆け上がった。 調教を見届けた安田隆師は 「最後まで力強い走りでしたし、気合乗りも抜群で絶好の気配でしたね。脚元の不安も解消して、中間も順調にきましたから楽しみです」と愛馬の状態に相当の手応えを掴んでいる様子で。これならば完全復活へ秒読み段階といったところだ。