おしらせ
金鯱賞/中距離最強は俺だ!アドマイヤオーラ
栗東 DW 良 82.2-67.9-53.5-40.0-12.4 馬なり 2月の京都記念ではウオッカやアドマイヤフジらを封じ優勝。勇躍、国際GI・ドバイデューティーフリー(芝1777m)に挑むも、馬群に包まれる不利もあり無念の9着に終わったアドマイヤオーラ。大目標を宝塚記念に据えつつ、国内復帰戦・金鯱賞に挑む。 遠征後は山元トレセンで4月上旬から乗り込み、5月2日に帰厩してからは併せ馬中心に、意欲的なケイ古を消化している。1週前追い切りでは僚馬を2秒以上千切る圧巻の動きを見せ、順調さを大きくアピールした。最終追いは余裕のある脚色で、追走した馬と併入し調整過程に狂いはない。 「歩様の硬い馬なので、(ドバイでは)ダートコースでしか調教できなかったのは難しかった。ウッドチップのある栗東はいいね。目標はまだ先だけど、しっかり乗り込めてますよ」と海外遠征の苦労をにじませつつ、ここまでの順調さには自信がある様子の松田博師。続けて「先週にビシッとやれたから今日の追い切りはこれぐらいで十分。正直、万全の体調とはいい切れないけど、このぐらいの仕上がりで勝ち負けできるようでないと」と、本馬の地力に期待する言葉が聞かれた。 小回りの中京コースに対しても「どんな展開でも終いの脚はきっちり使ってくれる」と陣営に不安な様子はない。あくまで目標は初夏のグランプリのオーラ。天皇賞組や安田記念組も集う大舞台で、中距離路線最強として堂々名乗りを挙げるには、ここでの取りこぼしは許されない。