おしらせ
オークス/5秒短縮! オディールが復調
栗東 坂路 良 52.5-38.0-25.3-12.9 G仕掛 桜花賞で12着に惨敗、株を一気に下げたオディールが巻き返しを虎視眈々と狙っている。22日、栗東の坂路で安藤勝騎手を背に4ハロン52秒5、ラスト1ハロン13秒1でフィニッシュ。併走馬のツルマルオジョウ(古馬500万下)に悠々と1馬身の先着を果たした。桜花賞時の追い切りと比べて5秒も時計を短縮しており、陣営も大一番に向けて目一杯に仕上げてきたようだ。 「前走は体を戻そうという意識が強すぎて、予定していたより軽めの調整になってしまった。その点、今回は馬体減の心配がなかったので、ビシビシとやってきたし、それに耐えられる体にもなった。前走が力負けとは思わないし能力で劣るとは思っていないよ」と橋口師は状態の良さ をアピールした。 ファンタジーS=1着、阪神JF=4着、チューリップ賞=3着と、この世代の牝馬戦線をリードしてきたオディールがこのまま終わるとは考えづらい。「能力で劣るとは思っていない」と橋口師が言ったように、体調さえ戻れば、一気に台頭してくる可能性は十分に考えられる。血統背景からみると、2400mは歓迎材料と思えないが、走る距離は全馬同じ。スムーズに折り合いうまく脚をタメることができれば、府中の長い直線で持ち前の鬼脚が爆発しても何ら不思議ではない。