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坂井千明がトップ評価!/ブレシドレイン

 元JRAジョッキー坂井千明さんが4月の産地馬体検査においてトップ評価(本誌「POG通」内にて)を下したのがブレシドレイン(牝、栗東・大久保龍厩舎)だ。  現役時代に皐月賞、日本ダービーを勝ったネオユニヴァースが父。種牡馬としてはこのブレシドレインら、現2歳世代が初年度産駒となる。坂井さんも「ネオユニヴァースはいい仔を出すね」と褒めているように、産駒の評判はかなり高く、種付け開始から年数を経るごとに付ける頭数が増加。種付け料も今年度より300万円から400万円へとアップするなど産駒デビュー前より人気となっている種牡馬の一頭だ。母ティルザリヴァーランズドライからはまだ活躍馬が出ていないが、半弟がエイシンプレストン(朝日杯3歳S優勝、香港・クイーンエリザベスC優勝2回)であり、血統的な奥行きには期待がかかるところ。生産は社台グループの白老ファーム。オーナーは社台サラブレッドクラブ(社台レースホース)で、いわゆるクラブ馬主の持ち馬となる。  現在は社台ファームに在厩。2ヶ月間のリフレッシュ休養を経て騎乗を再開、秋以降のトレセン入りを目指し、入念に乗り込まれている。「馬格もいいし、走りそう」と、坂井さんが惚れた本馬のデビューをじっくり待ちたいところだ。  一見難解な馬名は英語で「Blessed Rain」つまり「恵みの雨」という意味になる。きさらぎ賞、そして日本ダービーを重馬場のなか制した父同様、雨を味方につける走りを本馬は見せてくれるのか? その点にも注目したい。

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