おしらせ
日本ダービー/初ダービー挑戦が2頭出し 小桧山厩舎の挑戦
スマイルジャック 美浦 南W 良 66.5-50.8-37.0-13.0 馬なり ベンチャーナイン 美浦 南W 良 67.5-51.5-38.0-13.7 馬なり 調教師生活13年目の小桧山調教師が、初めて晴れの舞台“日本ダービー”へ管理馬を送り込む。それも、2頭まとめてだ。 まずは厩舎の期待馬スマイルジャック。スプリングSを制し皐月賞に臨んだが、道中力んでしまい4角で手応えがなくなってしまった。しかし、間隔が詰まっていた皐月賞時とは違い、間隔を空けたことで馬体にハリも戻ってきた今回は、十分に巻き返しが期待できそうだ。 最終追い切りもスピード感たっぷりの走りを披露。直線では引っ張ったままの手応えで、力強く伸びた。気負った面も見られず、気配は間違いなく前走以上。柴崎助手は「動きや息の入りも良かった。皐月賞は馬場が緩かったし折り合いも欠いたから、良馬場で流れが向けば面白いはず」と、期待を込めて語ってくれた。 もう1頭の僚馬がプリンシパルSの覇者ベンチャーナイン。間隔が詰まっているが元気一杯の動きを見せ、最後は馬の気に任せ流した程度だったが動きに活気があって好気配だ。馬体も前走時に比べフックラと見せている。 「素質はスマイルの方が上かもしれませんが、完成度の高さでいったらベンチャーかもしれません。それに府中の2400mもベンチャー向きの舞台。ただ脚質が正反対だから、どっちかに展開が向いたら、もう片方には厳しい展開になる。両雄並び立たずってことです(苦笑)」と、おどけて締めくくってくれた小桧山師。どちらも厩舎ゆかりの血統であり、ベンチャーナインは420万円の格安馬。そんな夢のある馬たちだからこそ、厩舎初のダービー挑戦も期待せずにはいられないのである。 ▼小桧山調教師インタビューの詳しい内容は【日本ダービー特集】!! - 「小桧山調教師×相川勝敏氏」にて!