安田記念／強烈な末脚で一刀両断! ドリームジャーニー

栗東　ＤＷ　稍重　84.5-68.8-53.5-38.7-11.7　一杯 　前走のマイラーズカップでは２番人気に推されるも、１４着と大敗したドリームジャーニー。４カ月ぶりの実戦が響いたのか、スタートで大きく出遅れ後手後手に回る厳しい競馬となってしまった。能力はある馬だけに、スムーズな競馬ができれば巻き返しは必至だ。 　今朝の最終追い切りは、新コンビを組む池添騎手を背に、Ｄウッドでの単走追い。３コーナー付近では自らハミを取り、気合を表に出すなど好調をアピールした。ダイナミックなフォームから繰り出す脚さばきは迫力満点で、時計もラスト１ハロン１１秒７と好タイムをマーク。 　調教を見届けた池江寿師は 「久々を叩いたぶん、状態は前回に比べて確実に上昇していますよ。最近はレースで気持ちが入っていないというか、この馬本来の力を全く発揮できていません。能力はある馬ですから、レースで前向きさが出てくればこのメンバー相手でも好勝負は可能です」と力強く話す。 　追い込み得意の池添騎手を鞍上に迎え、昨秋の神戸新聞杯、さらには２歳時の朝日杯ＦＳで見せた、あの切れ味抜群の末脚を披露し他馬をアッといわせたい。